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北京 ~Beijing~

 北京に行く機会があり、9月の連休を使って行ってきました。私にとっては初中国です。あらかじめスタッフの銭さんからある程度の情報をお聞きしてから向かいましたが、それはもう驚くことがいっぱいでした。

 ちょうどそのころ中国では「中秋節」の連休の時期でした。中秋節とはちょうど日本でいう十五夜、お月見に似た風習です。月餅(わざわざ「Moon Cake」と説明してくれました)をお供えして満月を楽しんだり、豊作や家族の幸せを祈るのだそうです。十五夜はそもそも平安時代に中国から日本に伝わったとのことで、日本では月餅が月見団子に変わっているのもおもしろいですね。「Rice Cake」と説明しましたが合っているのかな?

 とにかく中国は予想以上にデジタル化されていて、それはもう世界でトップ、なにをするにも「アリペイ」(日本のPayPayみたいなものですが、機能の幅がまるで違う)が必要で、本人確認が徹底してました。でも一度登録すると便利この上ない。デジタル化はおそらく中国政府が本気で世界的な頭脳を中国に集めて研究・開発し、政府主導で決定するから国民に浸透するスピードも速いのでしょうが、ほんまにみんながスマホを使いこなしていて、いやむしろスマホなしでは世の中回っていかない感じが便利なような、ちょっと怖いような…。でもいずれ日本もこうなっていくのだろうな、という未来像が見えた気がしました。電気自動車の普及率も日本とは段違いで、エコに配慮しているのは果たしてどっちなのかと考えさせられるくらい。

 何事も百耳は一見にしかず。片側だけでの情報ですべてを判断してはいけない、と今回もつくづく思わされました。北京の人たちは皆とても親切でしたし。

 

 観光も楽しかったです。銭さんお勧めの「故宮(紫禁城)」にも行けました。映画「ラストエンペラー」の舞台となった場所でもあり、それはもう美しく壮大でした。紫禁城を含む北京南北の軸(通路)が新たに世界遺産に認定されたそうで、さすが納得の風景でした。

 同じく世界遺産に認定されている「万里の長城」にも行きましたが、こちらも壮大すぎて語彙の乏しい私は「すごい」「感動」としか表現できず、もどかしいほどです。ほとほと歩き疲れましたが、身体が何とか動くうちに行けてよかったです。なんと、万里の長城にはRide的なアトラクションが新たに造られており、上から(途中まで)そりで滑って降りてこられるようにもなっています。世界遺産にそのような手を加えるということにも驚きましたが、とにかく古さと新しさが融合された、驚きの体験の連続だったことをお伝えしたいと思います。

 銭さんのふるさとの杭州も、とても美しいところであると北京の方からもお聞きしました。北京にある頤和園という西太后の広大な庭園は、杭州の風景を再現されて造られているほどなのだそうです。杭州、いつか行けたらいいなあ(遠い目)。                                              O.M

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