今あるもので何ができるか「私のフェーズフリー」
終わりの見えないコロナ禍、また気候変動によって、大雨などの災害も身近に感じる今日この頃。
「もし、被災してしまったら…」「もし感染してしまったら…」と不安の種は尽きません。
さて、皆さんは「フェーズフリー」という言葉をご存知でしょうか。
フェーズフリーとは、「日常」と「非常時(災害時)」という2つのフェーズの垣根を取り払う(フリーにする)という意味だそうです。
あらたまった災害グッズなどの準備というよりは、日常的に使っているもので災害対策もしていくという感じかなと思います。
私の生活の中での「フェーズフリー」を具体的にあげてみますと、 今年始めた家庭菜園。
これは、災害時や家から出られない時の食料にもなります。 エコ作(太陽光で調理ができるグッズ)は、電気が使えない時、お湯を沸かしたり調理をするのに役立ちます。
また、多くの家庭でも常備しているアルミホイルやラップも優れものです。アルミホイルは、熱を伝えやすいので、フライパンの上に敷いて調理したり、保温などに役立ちます。
ラップは、傷を保護したりすることも出来ます(実は、総合病院で勤務してた時もラップを使用したりしていました。開放性湿潤療法といって治療法としても確立されたものです。)
改めて何かを買い足したり用意する前に、今あるもので何が出来るのかを整理してみてようかなと思います。 必要な備えはしつつ、日常的に楽しみながら「賢く恐れる」ことも大事かなと思いました。
K.N.でした。