湯たんぽ
私は寒い冬に欠かせないもののひとつに、湯たんぽがあります。
中国では「湯婆」(たんぽ)と称されているようで、日本には室町時代に中国から伝来し、「湯婆」の意味が通じないため日本に入ってから「湯」が付け加えられ「湯湯婆」(ゆたんぽ)となったそうです。
以前は電気毛布を使用していましたが、身体が温まった感じがしなくて、なかなか寝付けないうえに、冷えてトイレに度々起きて熟睡感が得られませんでした。
ふとしたことから湯たんぽを使い、劇的にあたたかくすぐ寝てしまい、ぐっすり眠れて熟睡感が得られたことが本当にうれしくて。それ以来、冬は手放せません。
冬の早朝我が家では室温3~7度とかなり寒い日があるのですが、「寒いし布団から出たくない!」「いつまでもこのままでいたい!」そのままのきもちで、一度大きくのびをしたらすぐ湯を沸かす行動をします。
少し小さめの湯たんぽに熱湯を入れ、タオルに包み、巾着の代わりに薄手のリュックサックに入れて背負い上着をはおると、身体が一気にホッカホッカになり、寒い部屋や屋外でも身体もこころもあたかかく過ごせます。
湯たんぽの湯を入れ替える頃にはほどよくさめているので、湯たんぽの湯を手の内側から手首よりやや上の辺りまであてて流すと、「いいあんばい」の温度がジワーッと脳が感じて、しばし気持ちがリラックスできます。
にがてな冬ですが、いろいろ試行錯誤しながら過ごしています。
H.H